うつ病薬デパスの代替薬のバスピンってどんなお薬?

バスピンはデパスの代わりになる薬?

バスピンはデパスの代わりになる薬?

ストレス社会が蔓延する中、うつ病で精神的に安定しない人が年々増え続けています。このような社会において、抗うつ剤を用いて気持ちを安らげ、うつの治療に励む方もたくさんいます。

そして最近、抗不安薬として最も有名なデパスの代わりに「バスピン」という薬が注目を集めています。

バスピンとは、バスパーという抗うつ剤のジェネリック医薬品です。ジェネリック医薬品とは、特許が切れた薬と同じ成分で製造・販売している後発薬であり、非常に安価で購入できることから人気を博しています。

バスピンはセロトニン5-HT1A受容体作動薬で、アザピロン系の非ベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。

10mg~15mgを1日2回から3回服用することで、脳内伝達物質であるセロトニンの神経活動を刺激し、ドーパミンやアドレナリンなどの気持ちを高揚させる神経伝達物質を意図的に増やし、緊張や不安、憂鬱な気持ちを抑える作用があります。

このことから、不安感・緊張感・焦燥感などに効果があり、人前で焦ったり急に不安に陥ってしまうような方に適した薬です。また、脳内の興奮状態を和らげるために、不安な気持ちを抑える作用があるので、不眠症、入眠障害のある方にも効果を発揮します。

抗うつ剤というと怖いイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。確かに抗うつ剤を使用した場合、頭痛や強い眠気などの副作用が生じるケースが多く見られます。

しかしながら、バスピンは他の抗うつ剤と比べると効果が現れるのが緩やかで、依存性や副作用が少なく、気軽に使用できるというメリットがあり、これが人気の秘訣となっています。

ただし個人差があり、中には目眩・立ちくらみ・強い眠気・頭痛・神経過敏などの症状が現れる方もいるので注意が必要です。特に運転中や高所での作業時には特に危険が伴なうため、服用は避けましょう。

さらに、抗うつ剤によくみられる離脱症状についても少ないとはいえゼロではありません。長期的に服用していた場合や急に服用を辞めてしまった場合、不眠感・不安感・体の震え・筋肉痛・頭痛・不快感・吐き気・食欲不振などの症状がみられることがあります。

効果を実感するまでに2週間~3週間程度時間がかかる場合もあるため、焦って増量しないこと、依存性・副作用が弱いからといって決められた用量・用法を守らず乱用しないことが大切です。

薬事法の規制に伴い個人輸入が禁止されたデパスに代わり、人気を集めているバスピン。依存性や副作用の強いデパスを服用していた方はもちろん、抗うつ剤に手を出したいけど安全性が不安だという方は選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。